1400字制限

「その情報量は Twitter のなんと10倍... つまり人類はすべて平等に無価値ということだ」

首都大学東京女子医科歯科

pic.twitter.com/Z0ZzXXsMXt— 柞刈湯葉(イスカリユバ) (@yubais) 2018年8月4日 似たような大学名が多いので、Graphviz でこういう図(なんという図なのかは知らない)を作ってみた。首都大学東京のせいでこの有向グラフにはサイクルが存在する。 「東京」…

暑さのあまりブラウン運動をする

import numpy as np import matplotlib.pyplot as plt import matplotlib.animation as animation series = np.array([[0,0]]) fig = plt.figure() def plot(data): global series plt.cla() plt.axis('equal') step = np.random.randn(1,2) nextpos = serie…

時速60キロで車が離れていく

◆人間はみんな巨大ロボに乗り込んで操縦したいという願望を持っている。「私はそんな事を思っていない」という人はまだ内なる声を自覚していないだけである。一度インターネットを切断し、素直な気持ちで本当の自分と向き合ってみてほしい。 ◆とはいえこの不…

整数のない数学体系について

テッド・チャンの「あなたの人生の物語」は、物理認識が人間とまるで異なる宇宙人とのファースト・コンタクトを描いたSFである。我々が物理を各時刻に起きる相互作用として微分的に認識しているのに対し、本作に出てくるヘプタポッドなる生物は変分原理をベ…

「ツッコミ不在のお笑い」としてのSF

SFの本質についての話をしたいと思います。嘘です。わざわざ火薬庫でタバコを吸うような真似はしません。少しマイルドにして、私がSF小説を書くときの指針について話したいと思います。ひとことで言うならばそれは「ツッコミ不在」です。 私は福島県生まれで…

「違法コピーがダメなら中古本もダメじゃね?」という意見について

書籍の違法アップロードが話題になるたびによく「作者に金が払われないという点では中古本も一緒じゃね?」という人がいるそうなので、どう違うのかについて私の意見を述べます。 結論を書くと、現行の出版業では「原稿をコピーした回数」で作家の収入が決ま…

サトウのごはん・かんのやゆべし・ 新年

「ぼくたち・わたしたちの無限の可能性」てなことを小学校の卒業式で復唱させられた記憶がある。たしかに小学生時点で人生の可能性は無限かもしれないが、あいにく実現は有限だ。大人になる過程で学ぶのは、人生のリソースは有限であり、それを各可能性に振…

小説稼業1年目終了

去年のクリスマスにデビュー作『横浜駅SF』が発売されたので、これで小説稼業1周年という事になる。単行本は3冊、小説雑誌の寄稿がいくつか。 小説家というのは5年続けば一人前らしいので、とりあえず0.2人前と言っていいだろう。重量でいうと足先から太もも…

行政区の一覧

今日は友人と「熊本市の行政区はやたら無機質でSFっぽい」という話をしていて、その流れで全国の政令指定都市の行政区(および東京特別区)の一覧テキストファイルを作った。なんかシェルスクリプトで扱いやすいのがなかったので作った。データは2017/09/11…

『横浜駅SF』書籍版2巻目が出るよ

昨年暮れに発売した小説『横浜駅SF』がなんか神奈川県を中心にずいぶん売れたらしく、このたび続編というか外伝というか、まあそんな感じの2巻目が出ることになった。 横浜駅SF 全国版 (カドカワBOOKS) 作者: 柞刈湯葉,田中達之 出版社/メーカー: KADOKAWA …

「地元ネタ」に関する私論 なぜ埼玉が最強なのか

カドカワBOOKSから『横浜駅SF』という小説を発売して20日ほどが過ぎた。横浜市を中心に極めて地理的に偏ったヒットを飛ばし、一部書店(有隣堂とか)ではハリー・ポッターの新刊を超える売れ行きを記録し、その週のうちに緊急重版が決まった。 横浜駅SF (カ…

横浜駅SF 書籍版が出るよ

Web小説投稿サイト「カクヨム」で連載していた拙作『横浜駅SF』が、12月24日にカドカワBOOKSから刊行します。よろしく。 【書影】 【特設サイト】 各種情報が載っています。独自ドメインです(サブドメインだけど)。書評家の大森望先生と、SF作家の藤井太洋…

フィクションの科学的正当性について

先日「シン・ゴジラ」を見てきたので、生物学的な観点からゴジラについてコメントしたい。作中でゴジラのゲノムサイズはヒトの8倍という事から「ゴジラがこの星でもっとも進化した生物である」といった発言があるが、ゲノムサイズというのは別に進化の度合い…

ホイップクリームをボウルいっぱい食べる事と、小説を書く事

このまえ小学校の卒業アルバムを見ていたら「将来は小説家になりたい」と書いてあって、そうか僕は小説家になりたかったのか、ということを思い出した。 先月「横浜駅SF」の書籍化が決まったので、これで小学生時代の夢は叶ったことになる。ちなみに中学時代…

小型二輪AT限定免許をとった

先日いろいろあってバイクの免許をとった。「小型二輪AT限定」という極めてみみっちい免許だ。 以前書いたように僕は移動趣味者(観光地を点として巡回する旅行ではなく移動そのものを趣味とする人種)なので、移動手段のひとつとしてバイクには以前から興味…

聖書趣味ついて

聖書にはこうある「剣を使うものは剣によって滅びる」(マタイの福音書26章52節)。頼れるのは己の筋肉のみだ— イスカリオテの湯葉 (@yubais) 2016年5月29日 ハンドルネームで分かると思うが僕はキリスト教徒である。少なくとも信仰について聞かれる機会があ…

日記についての日記

札束で頭ぽんぽんすると喜ばれる— イスカリオテの湯葉 (@yubais) 2016年5月27日 何でもコツコツ続けると良いことがあるらしい。僕はここ5年 Twitter 界隈に入り浸っているおかげで色々なスキルを覚えた。 まず研究室で快適に Twitter をするために Google 検…

移動趣味者というもの

このブログは1ヶ月以上更新しなくても「この広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されます」という広告が出ないらしい。素晴らしい。しかし Twitter ばかり書いてブログに何も書かないと本格的に長文が書けない人間になってしまうので何かを書く。ネタが思…

小説新人賞に対するひとつの提案

現在、小説投稿サイト「カクヨム」では第1回Web小説コンテストというものが行われている。約1ヶ月の「読者選考期間」を経て上位に入った作品から編集部の「最終選考」で受賞作を選ぶシステムである。 読者選考期間は4月7日までなのであと4日で終わるわけだが…

横浜駅SFのこと

横浜駅が自己増殖して日本列島を飲み込む「横浜駅SF」という小説を「カクヨム」にて掲載しています。「あらすじだけで腹筋が崩壊する」など多方面で好評をいただいてまことに光栄に思います。 kakuyomu.jp この話が出来た経緯 2015年1月4日の「横浜駅は生命…

大長編ドラえもん「のび太とアニマル惑星」を読む

藤子・F・不二雄作品の Kindle 化が進んでおり、長く絶版状態にあった「オバケのQ太郎」も気軽に読めるようになったのでファンとしては嬉しい限り。というわけで今回は「大長編ドラえもん」から「のび太とアニマル惑星」を紹介したい。(激しいネタバレあり…

アボガドロ数とアボカドの数はどっちが多いか

【問題】どっちが多い?— イスカリオテの湯葉 (@yubais) November 6, 2015 アボカドの出荷量は年間400万トン程度。1個300グラムとして100億個程度なので、成熟前のものや出荷されないものを含めても10^11程度だろう。アボガドロ数は 6x10^23 なので12桁違う…

Wikipedia から「き」で終わる項目を抽出してラッキーマン登場botを作った

ラッキー クッキー 九三式火炎放射器ー— ラッキーマン登場bot (@_lucky_cookie) October 20, 2015 ガモウひろしの「ラッキーマン」をご存じだろうか。知らない人はいないだろうから説明はしない。というわけで先日、ラッキーマン登場時の決め台詞「ラッキー …

DNAはなぜ二重らせんなのか

20世紀の三大発見とは「アインシュタインの相対性理論、フレミングの抗生物質、ワトソン&クリックのDNA二重らせん構造解明」といわれる。 なるほどアインシュタインは空間・時間の概念を根本的に変えたし、フレミングは長年人類の敵であった感染症を激減さ…

Twitter で各言語の文字数分布を調べる

ということを「関係筋」が伝えているらしい。 たぶん日本語で Twitter をやってると、140字が「少ない」と感じることはほとんど無い。よほど余計な修飾語をつけない限り、140字あれば「序論・本論・結論」仕立ての文章を仕上げることが出来る。こんな具合に…

四国が500km南に移動すると歴史はどう変わるか(ただの妄想)

もし日本列島が最初からこんな形だったら、どういう歴史が営まれていただろうかを考えてみる。 まず、こんな遠い四国に人が住んでるのか、と言われれば、太平洋諸島の隅々まで人が住んでるわけだから当然住んでいるだろう。では、その人種はどういう構成か。…

電気で生きる細菌のこと

電気で生きる微生物を初めて特定 | 理化学研究所 海底に生息する生物の一部は光と化学物質に代わる第3のエネルギーとして電気を利用して生きているのではないかという仮説を立て、本研究を実施しました。 いわば「光合成」「化学合成」につづいて「電気合成…

投稿テスト

「またブログを作ったのか。これで何個目だ?」 「思い出せる範囲で7つ目ですね」 師匠は呆れた顔をした。 「君はなぜそうブログが続かないのかね。Twitter のほうはずいぶん長続きしてるようだが。君はどちらかというと長文を書くタイプではなかったかな」 …