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「その情報量は Twitter のなんと10倍... つまり人類はすべて平等に無価値ということだ」

小型二輪AT限定免許をとった

先日いろいろあってバイクの免許をとった。「小型二輪AT限定」という極めてみみっちい免許だ。

以前書いたように僕は移動趣味者(観光地を点として巡回する旅行ではなく移動そのものを趣味とする人種)なので、移動手段のひとつとしてバイクには以前から興味を持っていたが、四輪免許取得にかなり苦労したのでいまさら教習所に行くのも億劫だと思っていた。

しかし実際に行ってみると、四輪を既に持っているなら二輪はわりと簡単で、小型二輪であればさらに簡単で、AT限定ともなればもはや「歯医者行って親知らずを抜くほうが大変」というレベルだった。教習9時間プラス実技試験(学科試験なし)で、教習所に6回くらい行ってそのあと免許センターに行ったらあっさり取れた。費用は7万円ほど。

バイク趣味者であれば小型二輪AT限定などバイクとして認めないかもしれぬが、僕はバイク趣味者ではなく移動趣味者であり、移動趣味者というのは移動の風情を失わせる高速道路というものをとかく軽蔑しておるので、下道を車同然に走れる小型二輪があれば十分目的に足りるのである。あと被災地とかで結構活躍するという話を聞く。

さて、ここで我が国の自動車免許事情について軽く解説しよう。四輪が車体によって「普通・中型・大型」と分類されるのに対し、二輪のほうはエンジンの排気量に応じて「原付・小型二輪・普通二輪・大型二輪」と分類される。

原付

  50cc以下。四輪の普通免許をとると勝手についてくるので大抵の人は持っている。昔は原子炉付二輪車の略だと思っていたが実際は原動機付自転車である。法定速度 30km/h までという事になってる。市街地を走ってるバイクらしきものはだいたい原付である。

小型二輪

  125cc以下。原付二種ともいうらしい。正確には普通二輪の小型限定なのだが正確に言う必要はあるまい。二人乗りもできる。高速には乗れない。ナンバープレートが黄色もしくはピンクのやつ。

普通二輪

  400cc以下。高速に乗れる。普通「バイクの免許をとる」と言ったらこれを指す。教習所で見た人は僕以外全員普通二輪だった。「なんだあいつは、小型ATなんてみみっちいものに乗りおって」と思われていたに違いない。

大型二輪

  それ以上。はた目にもギョッとするほど巨大なバイクに乗れる。たぶんガイド用の人工知能とか大陸間弾道ミサイルを地上から撃墜できる弾体加速装置4000XLとか搭載している。

この他にさらに「AT限定」というのがあるが、小型二輪に関して言えばマニュアル車はほとんど見ないのでAT限定でほとんど問題ないと思う。小型二輪は通勤など実用目的で買う人が多いので四輪と同じく簡単さが求められるのだろう。普通二輪以上になると趣味性が強いためMT車をいっぱい見る。

というわけで免許をとったので、最寄りのレンタルバイク屋に行って125ccのスクーターに乗ってぐるっと回ってみた。8時間レンタルで300kmほど走った。300kmというのは千葉市以南の房総半島をぐるっと回るくらいの距離である。6200円(保険こみ)だったので、月1でちょっとしたツーリングに出かける程度ならたぶんレンタルだけで済むと思う。ちなみにガソリン代は500円くらいだった。

めでたく足がひとつ増えたので、日本列島のまだ行けてない部分に行こうと思う。